12年の手帖
■書き方の基本
12年あれば、今の事業が成功か失敗かを判断できるでしょう。12年は、人生最大の事業、自分の居場所(世界)を決める期間です。
毎年、1月、2月、3月などのそれぞれの月別に、適切な5W1Hの繰り返しを考えましよう。社会的な混乱のおさまる期間も12年。か新たな制度を創ることも可能でしょう。
12年の手帖は、もしかすると、人生で一番大切な手帖かもしれません。12年の手帖を見ていると、別れた友だちの顔、暗闇で泣いていた夜のこと、病気で苦しんだときのことが思い出されます。この手帖があると、12年全体の中で、1ヵ月単位1年周期のことが見えてきます。病気、家族、住居、財産、工場、地方自治、国家組織や世界全体との関わりを記録し、デザインすることも可能でしょう。予定はシャープペン、事実はボールペンで書くことをお勧めします。
・目盛 10日以内でできること。
例:1998年の7月に10日間ケニアに行った。
・単位 1ヵ月以内でできること。
例:2002年の12月は店頭販売をしていた。
・周期 1年12ヵ月以内の繰り返し。
例:2000年は、市民出版、インターネットデパート、かたづけ学とおよそ
3ヵ月単位で新しいプロジェクトがはじまった年です。